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2026年3月17日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区新橋

特製中華そば(1580円)+つけそば(1000円)

2026年3月14日プレオープン、3月18日グランドオープン。
「神田ラーメンわいず」グループ、「秋葉原ラーメン わいず」、「喜富」(大塚)に続く四店舗目。
2026年2月27日オープンの「池袋ラーメン梟」はプロデュースと活躍めざましい。

店の場所はJR新橋駅烏森口徒歩2分。カウンターのみ11席。
まず券売機で食券購入のあと、並ぶ。この日は10時半オープン、10時54分着、8番目。何かの故障で少し時間がかかり、アッという間に20人の待ちに。

主なメニューは、つけそば1000円、野菜つけそば1180円、チャーシューつけそば1250円、
中華そば醤油980円、特製中華そば1580円、中華そば塩1080円、特製中華そば塩1680円、
裏細麺変更0円、他。
「つけそば」は「喜富」(大塚)同様「荻窪丸長」インスパイア。
ところが、「中華そば」はなんと「としおか」インスパイアで、「喜長」だけの新メニュー。
ホール及び行列担当で渡邊社長自ら丁寧な接客。合間にいろいろ聞けた。(というより事前ネット情報の確認)

まずは「特製中華そば」。初日に行った人のビジュアルを見て、特製にすることに決めていた。でも、中華そばに比べて600円増し。その分、味玉、メンマ増し、チャーシュー激増し。
鶏豚骨魚介で多店舗展開しているお店とは思えない分厚い出汁。三河屋製麺製のストレート中太麺。確かに「としおか」風。本店の家系風「わいず」も濃厚スープで神田西口激戦区において無双状態だが、こちらも高原価率ラーメン。そして600円増しだけあって、チャーシューの増量がスゴい。分厚いチャーシュー2枚と短冊形チャーシューたっぷり。メンマも増えているし、味玉も。これは特製だけで腹一杯になる。

でも、最初に食券を購入しちゃったので「つけそば」も。チケットを渡邊社長に渡すと「麺を少し減らすので細麺も食べてください」と。細麺も自信があるのだろう。
具はつけ汁の中に短冊切りのチャーシュー、細めんまがぎっしり詰めこまれていて、サービスでチャーシュー竹の子つけそばになってしまったんじゃないかと思ったほど。帰宅して他の人のを見るとどうやらこれがデフォのようだ。チャーシュー竹の子つけそばになったら、どれだけのチャーシューやメンマが加わることやら。麺の上にはきざみ海苔。
「つけそば」の麺はほぼストレートの太麺。異例の二つの製麺所に麺を頼んでいる。オープン前日まで両製麺所の何種類もの麺を合わせていて、麺の選定に迷っていたらしい。こちらは菅野製麺所製でもっちりしてみずみずしい。
つけ汁は魚介出汁の効いた焦がし唐辛子やブラックペッパー、他いろんなスパイスがたっぷり入った、刺激的でスパイシーなもの。〆のスープ割りは、スタッフがポットから割りスープのを注いでくれるそうだが、私は腹いっぱいでそこまで辿り着かなかった(笑)。細麺は細めで柔らかいもの。荻窪と言うよりは他の細麺を使っていた丸長風。

こうなると醤油より100円高い塩が気になる。発売されたらまた来ないと。

お店データ

中華そば喜長

中華そば喜長

東京都港区新橋3-22-3 新丸文ビル1F(新橋)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。